⻲⼾駅徒歩4分の⻭科・⻭医者│リモール⻭科医院

⻲⼾駅徒歩4分の⻭科・⻭医者│リモール⻭科医院

ご予約・お問い合わせ

03-5626-3621

東京都江東区⻲⼾4-18-20 1F

Oral care before birth -1歳からの口腔ケア

プレママのケア

口腔ケアはマイナス1歳から

乳歯は妊娠7週から歯の栄養分が作られ妊娠中期には乳歯が形成されていきます。
産まれてくるお子さんの歯を守ることはプレママのお腹の中にいる時から始まっています。
妊娠中、つまり-1歳の頃からママのお口の中の環境を整え、きちんとした栄養をとったりすることがとても大事なのです。
そして産まれたお子さんの月齢・年齢に合わせ、お子さんの口腔環境を整えてあげましょう。

0~1歳の口腔ケア

歯がはえはじめたら歯医者さんデビューしよう!

1歳6ヶ月の口腔ケア

区の1歳6か月検診を受けましょう!

1歳半~2歳半の口腔ケア

うがい、物を咬みくだけるようになっているよ!

2歳~3歳の口腔ケア

間食で身体を作るのに十分な栄養をとりましょう!

3歳~の口腔ケア

定期検診をきちんと受けましょう!

口の周りをさわってあげましょう

歯がはえてからいきなりお口の中に歯ブラシを入れられたらイヤですよね。
歯ブラシはお子さんにとって異物!お口の中にこんな物を入れられたら大変!
イヤがって歯ブラシすることができない!とならないよう日頃からお口周り、お口の中を指で軽くなでるようマッサージしてみて下さい。
お子さんは触られて気持ちいいし、ママとのスキンシップもできます。
最初はイヤがるかもしれませんが、ほんの短い時間からでいいので、授乳のあとなどにやってみてください。

歯がはえてきたら

いよいよお口の中にはブラシを入れて、仕上げ磨き開始😀
ジブンみがきの練習もしよう。

歯の発育と歯磨き

  • 1歳~2歳6ヶ月頃までは乳歯が生え揃うとても重要な時期です。
  • お子さんの月齢の成長とともにお口の中もどんどん成長していきます。
  • 歯磨きはお子さんとのスキンシップができる大切な時間です。
  • 楽しみながら歯磨きの習慣をつけ、むし歯のない健康な歯に

1才の歯磨き

1才の歯磨き

上下の前歯が
4本ずつ生えてるよ

糸ようじ(フロス)

歯が並んで生えてきたらフロスを使い始めましょう。歯と歯の間はむし歯になりやすい場所です。

部分ブラシ

歯の幅より大きい歯ブラシを使うと歯ぐきが痛いよ!
歯磨きも嫌いになってしまいます。
部分ブラシで1歯ずつ磨いてあげて下さい。

糸ようじ(フロス)の使い方

歯と歯の間に付着した歯垢をかき出します。

フロスをゆっくり横にスライドさせながら歯ぐきまですべりこませ、上下左右に動かして歯面をこすります。フロスを抜くときもゆっくりと左右にスライドさせます。

※水洗いして繰り返し使えます。

1才4~5カ月

1才の歯磨き

糸切り歯より先に奥歯が
チョコンと生えてくるよ

フロス

フロスも忘れずに!
歯と歯の間の汚れを取ろう!

部分ブラシ

新しく生えてきた奥歯には溝があります。
食べカスがたまりやすいので、部分ブラシで書き出すように!

1才6~7カ月

1才の歯磨き

糸切り歯が生えてくるよ

フロス

歯と歯の間はむし歯の好発部位。
必ず使ってね!

ブラシ

生え揃ってきました。
ヘッドの小さな歯ブラシで1本ずつ!

2才3~5カ月

1才の歯磨き

さらに奥の歯が生えます
乳歯が生え揃います

フロス

歯磨きだけでは不十分です。
フロスの習慣を身につけましょう!

ブラシ

最後の乳歯は今まで生えている歯のさらに奥に生えます。
奥までしっかり歯ブラシを当てよう!

ジブンみがき

0~2才

乳歯が生えたら、歯みがき習慣をスタートしましょう!

まずは「ジブンみがき」の練習からスタート。
歯ブラシを持たせて自分で歯磨きをさせてみましょう。
親のマネをさせたり、歌やリズムをとったりと楽しい雰囲気づくりを心掛けて!

自分でハブラシを口の中に入れて慣れることを目標に!

※大人が目を離さないようにしましょう。

ぶくぶくうがいをやってみよう

口に水を含む練習からスタート!

お手本を見せる

口に水を含んだら最初はそのまま出しましょう。
次に「べー」っと声を出して吐き出しましょう。

この練習ができるようになったら、数秒キープ!
「1、2、3!」合図を出して吐き出すタイミングを明確にしてあげましょう。

ここまできたら、頬をぶくぶく動かす練習をしてみて下さい。

うがいは歯ブラシのときだけでなく、風邪予防のためにも不可欠です。
毎日行うことなので焦らずゆっくり練習してみましょうね😀

ぶくぶくうがいの練習

「水を口に含んで吐き出す」「水を含まずに頬を膨らませる」の2つが上手にできるようになったら、
水を口にいれて「ブクブクペッ」とうがいをしてみましょう。

うがいができたら、フッ素(フッ化物)が入った歯磨き剤などを使い始めましょう。

お菓子コントロール

離乳食を完了します

  • 少しずつ固い物に慣れる食事にしていき、「よく咬む」ことを心掛けましょう。
  • 1回に食べられる量が少なく、3食では十分な栄養が補えません。
  • 「間食」イコール「甘食」ではありません!
  • 「間食」は3食では栄養を補えないための「補食」です。
  • 「補食」には身体を作り、歯も丈夫にするおイモ、果物、小魚などを選んであげて下さい。
  • お菓子では栄養を補えません。お菓子はむし歯菌の大好物!甘いものはNG

なぜ定期検診をするのか

小児の定期検診が大切な理由

「どうせ永久歯に生え変わるのに」
「痛くもなんともないのに検診に行かなくちゃいけないの?」
と思いますよね

乳歯は永久歯が生え変わるまでに、とても大切な役割を持っています。

乳歯の役割

  • 歯は食べ物を飲み込みやすいように、咬みくだき、消化吸収を助けます。
  • 乳歯は成長期の体に栄養を取り込んで、体の健康を守ります。
  • 歯はきちんと発音できる手助けをしています。
  • 乳歯は永久歯が生えてくる場所を確保し、永久歯を正しい位置に導きます。
  • 乳歯はアゴや顔の形を整えてくれます。

乳歯はいずれ抜けてしまう歯ですが、このような大切な役割を持っています。

ですから、乳歯からのきちんとした管理がよい永久歯を育て、健康な身体を作るのです。

むし歯は自然には治りません

ですから、むし歯にしないよう定期検診を受けることで管理をし、もしむし歯になっても早く治してあげましょう。
むし歯を放っておくと、それだけ痛みも大きくなり、通院回数も増え、結局はお子さんがとてもツライ思いをすることになります

当院ではむし歯があったお子さんには、治療を進めるとともに、
この先むし歯になって痛い思いをしなくて済むように虫歯予防指導に重点をおいた小児歯科を行っています。